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投稿日:2023年08月1日

騙されないためには、 本業を安定させること

心の隙が狙われる

「もうちょっとお金がほしい」
「もう少し儲けたい」
「これが儲かったらラクになる」
といった気持ちが少しでもあるとき、つまり心に隙があるとき、人は騙されてしま
いがちです。
わたしがいままで見聞きした経験で、多いケースを紹介しておきましょう。

話の展開としては、だいたい2パターンあります。

ひとつは、「うまい儲け話があって…」という形で話がまわってくるパターンです。
「自分も一口乗せてほしい」
「わたしもその儲け話に乗っかりたい」
と思う人が騙されます。
「いまこれだけお金を入れたら、利回りがこのくらい」
と出される話は、たいていは
嘘です。

たとえば、1000万円出して配当金として100万円返ってきて
「もらった!」
と喜んでいる人は、自分のお金が返ってきているだけとも気づかず、原価回収もでき
ないのにどんどん追加投資して、結局最後には騙されてしまうのです。
もうひとつは、情に訴えかけてくるパターンです。
「これでなんとかならないか? こうしてくれないか? 頼む!」
と毎日懇願されると、わたしは「仕方がないな」と思って助けてしまいます…。

「この仕事に賭けているから、なんとか協力してください」
「あなたしか頼る人がいないんです」
「年齢的に考えてこれが最後の仕事になる。勝負をかけたいから、助けてくれ」
などと言われると、つい脇が甘くなってしまうことも…。

「あなたにしか頼めない」
「君だからこうしてやっているんだ」
「もう頼るところがない」
といった言い回しには、気をつけなければいけませんね。

 

本業以外の儲け話に飛びつかない

騙されないようになるには、自分の本業を安定させることが唯一の解決策です。
余計な本業以外の利益を、頭に描かないほうがいいでしょう。

大きなお金が動くプロジェクトであれば、関係者が複数いますし、資料もあるはず
です。
資料があれば読み込んだりして、本当かどうかを調べて判断することもできますね。
でも、ひとりの人の話を聞くだけでは、全貌が見えてきません。
だから、騙されることになるわけです。

わたしの場合は、相手の入金元もわかっていたので、安心してお金を貸していたの
ですが、最終的に支払い元がその人のことを裏切ってお金が入らなかったために資金
回収できなかった、という経験があります。
その人ひとりだけの話を聞いて判断すると、間接的な話でしかない分、大元まで押
さえられないので危険です。

さまざまなケースがありますが、ビジネスの世界も、究極はオレオレ詐欺のような
ものとも言えます。
本業を安定させ、本物をしっかり見極める目を養いたいですね。