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投稿日:2023年10月20日

人は「人」からものを買う

目の前のたったひとりのお客様を大切にする

飛び込み営業が難しくなってきています。
テレアポや直接訪問はほとんどの人が嫌がりますし、簡単ではありません。
そういったとき、ひとりでも自分のお客様がいると、紹介いただける可能性があって強いのです。
ゼロから1を開拓するのは難しいものですが、ひとりでもお客様がいるならば、そ
の人を大切にすることで、ご縁がつながっていく可能性が高くなります。
新規開拓しなくても、その人に積極的に紹介をお願いすることができるからです。
わたしは、基本的に飛び込み営業はしません。
リピーターか、お付き合いのある人の紹介で縁をいただいてからスタートします。

 

営業は究極の「人たらし」であれ

車や保険の営業は難解なものではないと、わたしは考えています。
なぜかというと、保険や車は必要とする人が多いものだからです。

わたしは、営業職の人には
「気軽に声をかけてもらえるような人たらしであれ」
と伝えています。
常にそういった立場でいれば、
「いざというときはあの子がいるよね」
「どうせ買うなら大林さんがいいよね」
という気持ちになってくれるものだからです。

車や保険のように、購入者が多い商品を扱っている場合、常に友人のようにコミュ
ニケーションがとれていれば、かならず紹介をいただけるはずです。

不動産も同じです。親身になっていい対応をしてくれることが少ない業界だと言わ
れることも多いのですが、わたしたちの会社の物件を仲介してくれた担当者は、スー
パー営業マンというより、一生懸命に対応をしてくれる人でした。
そのような姿を見ると、ほかの人が仲介料を安くすると言ってきても、そちらには
行かずに彼にお願いしようと思います。
そういうところにこそ、成績や結果はついてくるのです。
商品、物件、サービスなど、売るものは何でもいいのです。
結局、最後は人です。
人のつながりがもっとも大切なのです。
誰でも、嫌いな人からものを買いたいとは思いません。
相手を思って動く姿勢や、人と人とのつながりが売上につながります。

いまはWebやSNSの戦略でご縁をつないでいる方法もありますが、実際に会っ
て人と人とのつながりになったときのほうが大きな絆になるので、大切にしたいとこ
ろですね。