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投稿日:2023年05月20日

返済期日を守れないときは 事前に連絡を入れる

経過報告、現状報告をかならずする

ビジネスには浮き沈みがあるので、借りたお金を約束通りに返せないこともあるで
しょう。取引先からの入金が予定通りにされなかったり、資金繰りがずれてしまった
りすることもあります。

自分で資金繰りを考えていれば、返済日の1ヵ月前、半月前、10日前、5日前には、
いくらがんばっても返済が遅れる可能性があることはわかるはずです。
そのときは、事前に
「遅れるかもしれない」
「でも約束を守るためにこうやってがんばっています」
という経過報告、状況報告を、借りた人に連絡しておかなくてはいけません。

大切なことにも関わらず、これを怠っている人がなんと多いことか…。

 

約束の日の15時を過ぎてから、
「返済できませんでした」
と連絡を入れる人がいますが、これはもう論外です。

「怒られるのが嫌だから言わない」という人もいますが、約束をしていた日から
ずれるのであれば、嫌味のひとつも言われたり、怒られたりするのは当然の話。

相手にも予定があります。予定がずれる可能性があるのなら、前もって伝えておか
なくてはいけません。残念ながら、それをできる人が少ないことを感じています。

 

ほかにも、怒られる回数を少なくしようとして、最後の最後に1回だけ怒られると
いう選択をする人がいます。でも、何度怒られたとしても、お金を借りているのなら、
先に自分の状況を相手に伝える義務があるでしょう。

万が一、返済日に遅れるときには、かならず相談と報告の電話をしましょう。
それができない人は、人からお金を借りてはいけません。
自分が貸す立場になったとしたら、どうしてもらいたいかを考えたいものですね。