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投稿日:2023年04月20日

資金調達における金融機関との付き合い方

「もしものとき」をいつも想定しておく

前述したように、資金調達で大切なのは、「いいときほど備えておく」という意識
を持つことです。

「いいときほど借りてほしい」というのが、金融機関のスタンスです。

万が一のときのために資金調達をしておこうと思うのであれば、1年前くらいから
仕込みをしておきましょう。

お金があるうちから、「なくなった場合はどうするのか」を考えておくのです。
たとえば資金の回収が遅れたり、支払い元が倒産したらどうするのかということを、
常日頃から考えておいたほうがいいでしょう。

そして資金調達ができたら、いい投資、いいビジネス以外には使わずに、とっておきます。

 

 借りやすいときに、借りられるだけ融資を受けておく

わたしの会社でも、コロナ関連融資で数千万円を調達しました。
現在取引している銀行が2つあり、今回の融資の窓口になっている銀行からは一切
動かさず、お金を消費したように見せないことを心がけています。

そのため、資金をそのまま約1年置いておくつもりです。
世の中の情勢によって、借りやすいタイミングが訪れる場合があります。
そういったタイミングは逃さないようにしたほうがいいですね。

会社が安定して利益を出しているうちに、日頃から銀行とやりとりして接点を持っ
ておくようにしましょう。