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投稿日:2023年03月1日

売上は「取りに行く」のではなく 「迎えに行く」

お金はガツガツ取りに行かない

わたしの失敗の経験から言えば、お金は「迎えに行く」ものです。
お金を「取りに行く」と失敗します。
迎えに行くというのは、たとえば戦略的に、事前に種を蒔き、
「こういうふうに投資をすると、こう花が咲くから、このくらいのお金が入ってく
る。だからそれを迎えるために準備をしよう」
と、先を見越して準備していくことです。
種を蒔いて準備をするのはいいことです。

ところが、取りに行ったお金、無理して得たお金は瞬間的なものになってしまいま
す。どうしてもひずみが生じるので、すぐになくなってしまうか、結果的に倍のお金
が出ていってしまうことになります。

農耕型のビジネスがうまくいく

昨今では、狩りのような短期集中型のビジネスを展開していた企業が苦戦し、農耕
型でしっかりと耕してから売上を収穫する企業が着実に伸びています。
狩猟型のビジネスでは、そのときだけは儲けられますが、継続して同じ相手から売
上を上げることができません。

そうすると、常に新たな顧客が必要になるうえ、だんだんと売り先がなくなって
先細りしてしまうのです。

獲物はゴロゴロと転がっているわけではありません。
大切に育んで、あるときがきたら収穫するというスタンスを持って丁寧に向き合う。
この姿勢がなければ、これから先の営業は難しくなってしまうでしょう。