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投稿日:2023年05月1日

取引銀行を選ぶときのポイント

基本は「大中小」=「都銀・地銀・信金」

金融機関とお付き合いするにあたって、押さえておくべきポイントがあります。
ここでは、お付き合いをする金融機関の組み合わせについてお話しします。

ビジネスを展開していくことを考えるのであれば、大中小、つまり都市銀行(大)、
地方銀行(中)、信用金庫(小)の3つを取引先として持っておくことが一番の理想です。
ただし、取引を広げるタイミングもあるので、まずは地元の地方銀行または信用金
庫にお金の入出金を集中させましょう。

取引があることをかならず見られるので、まずはそこを押さえておきます。

 

まずは1行に集中し、取引実績をつくる

次の動きは、ビジネスの今後の展開によっても変わってきます。
たとえば今後も地元を相手にビジネスを展開するのであれば、地方銀行と信用金庫
くらいのお付き合いでいいでしょう。

一方、地方の会社でも全国区、つまり関東・関西方面にも取引が発生するようになっ
たのであれば、都市銀行も1行はお付き合いしておいたほうが望ましいですね。
なお、都市銀行や地方銀行と比べて信用金庫のほうが、地域密着型のため、融資の
審査は比較的にゆるやかな傾向があります。いずれにしても、その都市銀行、地方銀
行、信用金庫の3つとお付き合いをしておくのが最善策です。

もちろん、事業規模や創業年数、規模、ビジネスの段階にあってこれから何を目指
すかにもよってきます。つまり、段階を追うことも大切なのです。

新設の会社であれば、あまりいろいろな金融機関に浮気をせずに、1行にお金の出
入りを集中させて、実績を見せられるようにしたほうがいいでしょう。