Column
投稿日:2023年10月1日
値付けが苦手という人がいます。
わたしが値付けの際に気をつけているのは、爪を伸ばさないこと。
つまり高く売りすぎないということです。
高く売りすぎないというのは、ほかのところの95%か90%にして売るということで
す。
もの、サービス、商売によって価格はバラバラですが、基本的にはほかよりも高
く売らず、少し安くして売ります。
高くするのは、相手の条件が厳しいときです。
すぐに売るものについては、基本的に相手が得したなと思える金額にします。
同じような商品があった場合には、価格が同じでもオプションをつける、サービス
をつけるなどして、「他社よりよかった」と思ってもらえるように工夫しましょう。
なぜ「高くしすぎない」のかというと、資金の回収を早くしたいからです。
回収まで長くなればなるほど経費がかかり、結果的に値引きしたのと同じことになっ
てしまいます。
ですから、買い手が得したなと思える段階で早めに売ることを心がけましょう。
一方で、本当にいいものを開発したときには、価格を上げたほうが売れるケースも
あります。
すべてを安くするのがいいわけではありませんが、基本的には、お客様が
得したと感じる形で販売することを心がけましょう。
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