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投稿日:2022年10月10日

どんな状況でも「良縁」をつないでいく

誠意を尽くせば、人の縁もお金の縁もつながっていく

 

どんな状況に陥っても、誰かに手を差し伸べてもらえる人と、そうではない人がい

ます。では、大失敗しても良縁をつなげていけるようになるには、どうすればいいの

でしょうか。

 

まず大切なのは、相手に不義理をせず、誠意を尽くしていくことです。

数多くの経営者を見てきて感じるのは、「低迷している人は縁をないがしろにしている」

ということです。

困ったときに助けてもらえず、縁も長く続かない人は、狩りのようにどんどん新し

い人とのつながりを開拓していかなくてはなりません。

ですから、いつも新規開拓ばかりしているのです。

不義理をして縁が切れてしまうことを繰り返す人は、不測の事態が起きたときに弱

いものです。

 

コロナの影響で窮地に立たされた業界が複数ありますが、それでも縁を大切にして

いる人は、なんらかの縁で生かされています。

わたしにも、困ったときにいろいろ話を聞いてくださったり、仕事のチャンスをく

ださったりする人がいます。

あるときは、100年続く企業のPRコンテンツのコンペをわたしの会社に依頼し

てくださいました。自社の広告代理店よりうちのほうがいい、と言って採用してくだ

さったこともありました。

そうやって生かされてきていることを実感してきたので、縁が続いていくように、

関係性を築いています。

 

どんなときも変わらないスタンスで接する

何か失態を犯してしまったときでも縁が切れないように、わたしが意識しているこ

とがあります。

それは、「常に変わらないスタンスを持つこと」です。

 

ありのままの自分を見せても、人としてずっと付き合っていただける人との縁を、

ことさら重視しているのです。

もちろん、人間ですから、気に入る・気に入らない、波長が合う・合わないという

点はありますが、決して相手が「お金を持っているかどうか」というところでは判断

しません。

波長が合うと思えば、長くお付き合いしていくためにも、誠実であることを徹底し

て心がけています。

 

人の縁を大切にしてこそ、結果的にお金の縁にも恵まれると思うのです。