Column
投稿日:2021年12月10日
最後まで責任を持てるという人は、いるようでいないものです。
わたしはこれまで会社員として、経営者として会社を転々としてきました。
振り返ってみると、「もうおしまいだ」と思ってしまうほどのピンチは数
えきれないほどありました。
ただ、そんななかでも、従業員の給料だけは払う努力をし続けました。
ある会社を辞めるときも、社員に払う給料分の金額が会社に残っていない
とわかっていたので、置き土産として630万円の給料分の売上を立ててか
ら辞めたという経験もあります。
もちろん、そもそもこんなピンチなど招かないほうがよいのですが、
「この社長は最後まで裏切らない。
最後まで責任を持って自分たちのことを考えてくれている」
と思われる存在であることを大切にしたいものです。
「この人だったら、一緒に仕事をしても大丈夫」
と思われる人は、いつでもあり方が整っています。
人はその人の、ぶれない姿勢に信頼を置くのです。
わたし自身も、これからもずっと、そうでありたいと思っています。
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