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投稿日:2022年07月1日

日報だけで管理しようとしない

部下に興味と関心を持つ

 これまでさまざまなマネジメントを経験してきましたが、わたしの場合、

50人規模くらいまでの部署なら、頭のなかで管理できます。

 

「〇〇さんの契約の日」

「〇〇さんの有休の日」

といったことを、全部覚えています。

 一度報告を受けたらインプットされるので、これまで部下に日報を出してもらったことがありません。

 しばらく付き合っていれば、部下の体調の変化などもわかるので、

「今日は帰っていいよ」

 と声をかけることもできます。

 

 記憶力の自慢をしているわけではありません。

 部下に興味を持って接していれば、厳しく管理しなくても一生懸命働いてくれます。

 管理したり、何かあったら怒ることは簡単です。

 でも、そうすることで、部下は縛られる窮屈さを感じてしまいます。

 人は、見ていてくれるという安心感のなかで本来の力を発揮します。

 上司の厳しさよりも、優しさに応えようと思うもの。

 管理するのではなく、興味を持って接していると、相手は勝手に

「よし、やるぞ」

 という心持ちになってくるのです。

 

 マネジメントは、決して難しいことではありません。

 大切なのは、相手にどれだけ興味を持って見ているかということだけです。